大会実行委員長 砂川和範(中央大学)
第93回全国研究大会は、下記日程、対面形式で開催いたします。
開催日時:2026(令和8)年6月26日(金)~28日(日)
場 所:中央大学(茗荷谷キャンパス)〒112-8631 東京都文京区大塚一丁目4-1
◇6月26日(金):日本橋茅場町のベンチャーキャピタルおよびアクセラレーションプログラム運営会社KUSABIにて企業見学
◇6月27日(土)・28日(日)中央大学(茗荷谷キャンパス)
今回の全国研究大会は、統一論題「共創する知の総和——学術と社会をつなぐ経営教育、新たな協働基盤の再構築」のもとで開催されます。人口減少・財政制約・AI技術の急速な発展・社会課題の複雑化が同時進行する今日、大学経営とガバナンスの抜本的な再設計が迫られるとともに、知の公共性をいかに担保するかという問いが、歴史的な転換点として鋭く浮上しています。求められているのは、大学内部に閉じた専門知の蓄積ではなく、産業界・地域社会・行政・市民といった多様な主体に分散する知識・経験・実践を接続・統合し、新たな価値創造へと転換する知の編成原理にほかなりません。
経営教育は、この転換を最も集約的に体現する領域です。専門知の社会還元の場であると同時に、大学の制度やガバナンスを内在的に省察する自己反省的装置として機能し、学術・教育・社会実践の関係を垂直的移転モデルから水平的ネットワークへと再編する媒介の役割を担います。大学経営はステークホルダーとの協働を通じて地域・産業・行政を結節する「共創のプラットフォーム」として位置づけられ、経営教育は分散した知を接続・翻訳・再構成する装置として「知の総和」を具体的に実装する場となります。
学術の自律性と社会的責任はいかに両立しうるのか。評価やアカウンタビリティの制度は、この共創的知の編成とどのように関係づけられるべきか。本大会ではこれらの問いを多角的に検討し、「知を共創する大学」の理念とその制度的・実践的条件を探究します。統一論題・パネルディスカッション・国際セッション・特別講演を通じて本テーマを国際的視座から再照射するとともに、本大会初の試みとして、ブラウンバッグ・ランチ・ミーティング「研究・教育・キャリア・学務——大学教員の働き方と処遇をめぐる大学間・世代間対話」を実施します。
6月26日(金)の企業見学は、現場の実践と学術的知見を架橋する貴重な機会となります。学術界・社会・経営教育の協働基盤を問い直すことは、大学運営の改革にとどまらず、知の社会的正当性と未来の学術公共圏を再構築する営みでもあります。会員の皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。
第93回全国研究大会プログラム(URL)
https://drive.google.com/file/d/1otvmWgj7oiA9-YHPC3WzSlJ0NIdYfZ1U/view?usp=sharing
<本件お問合せ先>
第93回全国研究大会実行員会 委員長 砂川和範(メールアドレスはメルマガに記載しております)
