著者 :岸 泰正(九州情報大学 中小企業経営研究センター 客員研究員)
タイトル: 『経営哲学と人間観-経営者の形而上学的論理に対する批判的考察』
出版社 : 中央経済社
本体 :3,520円(税込)
本書は、日本の経営者・経営思想家の経営哲学に内在する「人間観」を抽出し、批判的に検討した研究書である。
鈴木正三、石田梅岩、二宮尊徳、渋沢栄一、波多野鶴吉、松下幸之助、稲盛和夫らを対象に分析を行い、渋沢、松下、稲盛の経営哲学に人間尊重毀損の危険性が潜むことを指摘している。また、二宮尊徳の人間観が現代社会に適合し、再評価に値することを結論として示している。
経営者の理念に潜む構造的支配の危うさを見抜き、現代社会における人間観の再構築を志向する読者にとって必携の研究書といえる。
