以下、各リンクよりPDFにて詳細をダウンロードいただけます。
中部部会長 村橋 剛史(朝日大学)
日本マネジメント学会中部部会は、経営行動研究学会、経営哲学学会と3学会合同で、2024(令和6)年12月14日(土)にJR岐阜駅前のじゅうろくプラザで第67回研究例会を行った。
第2報告は宇都宮大学の土屋翔氏により、「「村八分」におけるメカニズムの一考察―組織論からのアプローチ―」と題して、小野琢氏(愛知産業大学)の司会・コメンテーターで報告が行われた。村八分の発生するメカニズムを明らかにし、それが経営における組織論とどのように関連するか報告が行われ、活発な質問、討議が行われた。
第3報告は名古屋産業大学の野間徹氏により、「取引先訪問調査による関係資産の検証~年商4億円の中小製造業の事例より~」と題して、村橋剛史氏(朝日大学)の司会・コメンテーターで報告が行われた。実際の企業の事例について、取引先訪問によるインタビューによって関係資産を明らかにし、企業にどのように価値を生んでいるかについて報告があり、関係資産の性質などについて活発な質問、討議が行われた。
なお、当初第1報告は「ショートタイム・テレワークの推進と発展に関する一考察」と題し、亀倉正彦氏が行う予定であったが、病気のため急きょ欠席となったため、山本毅氏によってKAE理論の基本について講義を行っていただき、この学会の創設者である山城章先生の理論について理解を深めた。今回も会場とオンラインとハイブリッド開催で行ったが、年末の忙しい時にあたったこともあり残念ながら参加者は10数名と少なかったが、JR岐阜駅のカシワヤで懇親会を行い、お互いの懇親を深めることができた。当日ご参加くださった皆様に感謝申し上げたい。