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北海道・東北部会長 稲葉 健太郎(石巻専修大学)
2025(令和7)年2月1日(土)、北海道・東北部会が経営哲学学会東北部会と合同で対面・オンラインのハイブリッドにて開催された。参加者は15名であった。
まず本学会セッションの第一報告は、杉田博氏(石巻専修大学)による「大学生のための起業・事業承継教育―石巻専修大学経営学部のPBL授業から―」であった。PBL教育について整理をした上で、起業または事業承継を目指す学生を対象とした授業展開について報告した。地域企業の経営者と連携するなど創意工夫が凝らされた授業であり、経営教育として意義のある報告であった。
第二報告は稲葉健太郎氏(石巻専修大学)による「地域と連携したPBL型インターンシップの実践と展望―石巻専修大学におけるキャリア教育の事例から―」であった。昨今変化している大学生のインターンシップ及び就職活動の在り方に触れ、今後より求められるであろう地域と連携したインターンシップの実践事例について報告がなされた。
続いて行われた経営哲学学会セッションの第一報告は青木崇氏(青森大学)による「経営学におけるパーパスについて考える―日本企業の経営理念と経営観―」、第二報告は黎敏利氏(東北工業大学)、高浦康有氏(東北大学)による「日経225採用銘柄における取締役のスキル・マトリックスの開示状況について」であった。
ハイブリッド開催であったがほとんどがオンラインでの参加であり、北海道・東北部会以外の部会からも多く参加いただいた。心より感謝申し上げたい。