マネジメント教育研究部会とは、マネジメントに関する調査・研究の成果を背景に、経営者レベル、管理者レベルそして従業員レベルへの教育的視点から、質疑と議論に重点を置く研究部会です。
以下、各リンクよりPDFにて詳細をダウンロードいただけます。
マネジメント教育研究部会とは、マネジメントに関する調査・研究の成果を背景に、経営者レベル、管理者レベルそして従業員レベルへの教育的視点から、質疑と議論に重点を置く研究部会です。
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マネジメント教育研究部会長 篠原 淳(埼玉学園大学)
マネジメント教育研究部会は、2024年度の第1回として、井上善海会長のご協力により法政大学大学院中小企業研究所との共催の形で、10月27日(日)に法政大学市ヶ谷キャンパス新一口坂校舎において2部構成で実施し、対面参加者22名、オンライン参加者8名と多くのご参加をいただいた。
第1部では、講演者として澤井雅明氏(元株式会社日立アカデミービジネスパートナリング本部GL部長代理)より、「経営戦略とグローバル人事施策との連携」をテーマにご講演をいただいた。日立が大きな赤字を出した2008(平成20)年度後の経営戦略の変遷と、その変遷と連携したグローバル人事施策の実施について、日立に見られる特徴を重点的にみる形であり、長年に渡って日立に携わってきた立場から見て取れる特徴等についてご報告いただいた。
第2部では、講演テーマ「経営戦略とグローバル人事施策との連携」に関してパネルディスカッションが行われた。パネラーとして、澤井雅明氏、吉村孝司氏(明治大学)、細萱伸子氏(上智大学)、コーディネーターには、田中克昌氏(文教大学)の形で進められた。まず吉村氏より日立の創業、日立のMISSION(企業理念)、VALUES(創業の精神)に関して、また日立の考える社会イノベーション等に関して、細萱氏からは、日立のグローバル化に伴う人材施策に対する対応等についてコメントや質問があり、澤井氏にも各々の点に答えていただく形で行われ、充実した内容となった。
会場やオンラインでのご質問もいただき、充実した部会となったことに感謝申し上げるとともに、マネジメント教育研究部会では、今後も求められるマネジメントと経営教育について議論し、提言を行っていきたい。