本学会は、1979年12月に山城章先生を中心に「日本経営教育学会」として設立され、2011年7月1日に「日本マネジメント学会」へと学会名称を変更しました。これまで、『実・学一体の実践経営学』という理念に基づき、産学交流や国際交流等を通じて実践経営学の確立と有能な人材育成のための活動を展開し、2029年には学会創立50周年を迎えます。
その歴史と伝統を引き継ぎながらも、コロナ禍を経て加速し始めた「第四次産業革命」の流れに学会としても対応していかなければなりません。このため、学会運営や活動のDX化を積極的に推進するとともに、企業経営が量を追う経営から質を高める経営へと転換してきているように、本学会も量を追うだけではなく、質の高いサービスを会員へ提供する活動へと転換しています。
本学会では、全国研究大会のほか、地方部会(北海道・東北部会、関東部会、中部部会、関西・四国部会、中国・九州部会)と研究部会(マネジメント実践研究部会、マネジメント教育研究部会、経営実践コンサルティング部会、経営理念研究部会、経営革新研究部会)が開催されています。
定期刊行物としては、機関誌『経営教育研究』が学文社より刊行され、日本学術会議、日本経済学会連合、経営関連学会協議会に登録・加盟し、他学会との学術交流を行っています。
企業および非営利組織一般のマネジメント研究に関心をお持ちの研究者・実務家の方々、これからマネジメント研究を志す方々の入会を歓迎します。
日本マネジメント学会 会長 井上 善海