北海道・東北部会報告

稲葉 健太郎(石巻専修大学)

 令和8年3月14日(土)、北海道・東北部会が経営哲学学会東北部会と合同で対面・オンラインのハイブリッドにて開催された。参加者は18名(現地参加9名、オンライン参加9名)であった。

 まず前半に経営哲学学会セッションが開催された。第一報告は青木崇(青森大学)による「経営学におけるパーパスについて考える‐日本企業の経営理念と経営観‐」、第二報告は黎敏利(東北工業大学)、高浦康有(東北大学)による「日経225採用銘柄における取締役のスキル・マトリックスの開示状況について」であった。

 続いて実施された本学会セッションの第一報告は、佐藤聡彦(共栄大学)による「経営者哲学の哲学的研究」であった。これまでの経営哲学研究の展開について整理された後、経営者哲学研究の報告性を示された。第二報告は工藤周平(石巻専修大学)による「地域経済活性化のためのオープンデータ活用と課題」であった。オープンデータプラットフォームとして提供されている地域経済分析システム(RESAS:リーサス)を用いて、既存の経済発展モデルに基づいた分析が可能かどうかを検証するものであった。

 それぞれの発表において、現地参加・オンライン参加問わず多くの先生方から質問やコメントをいただき、活発なディスカッションが行われた。学会の垣根を越えた知の交流があり、成功裡に部会を終えることができた。参加いただいた先生方に心より感謝申し上げたい。

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